ようこそ、序の口大相撲ガイドへ

本場所見てますか?

子供の時から見ている大相撲。
でも意外と知っているようでしらないことが多いのです。

番付とは、チケットの買い方は? 懸賞金っていくら?
部屋って?関取?幕下?平幕?
当サイトは、10年ぶりに大相撲の魅力にはまった序の口マニアがお送りする
大相撲初心者の為の大相撲ガイドです。

大相撲番付のいまさら聞けない謎

大相撲には厳格な番付、つまりランキングがあります。

最高位は、横綱。
その次が、大関。
その次が、関脇・・・・・・・。
その次は、十両?小結?

だんだん怪しくなってきます。

お相撲さんは皆関取じゃあないの?
平幕、幕下とは?

意外としらない大相撲のランキング。
簡単にご紹介してみます。

格付
関取 幕内 横綱
大関 三役
関脇
小結
前頭(平幕)
十両
取的
(力士養成員)
幕下
三段目
序二段
序の口
前相撲

大相撲の番付はまず、大きく分けて

上から幕内、十両、幕下、三段目、序二段、序の口、前相撲

というランクに分かれます。

ちなみに、上2つの幕内と十両になると、関取(せきとり)と呼ばれます。

それ以下の三段目、序二段、序の口、前相撲の力士達は、

聞き慣れない言葉ですが、
取的(とりてき)又は、力士養成員と呼ばれています。

ちなみに、

幕下付出(まくしたつけだし)

学生・アマチュア時代に優秀な成績を収めた力士の地位を優遇する制度があります。

それが、幕下付出というランク。

但し、
付け出し力士はその場所の番付には載りません。

その場所の成績によって翌場所の地位が正式に決められて番付に記載されます。

仮免許のようなもの。

勝った時に貰ってる、気になる大相撲の懸賞金


注目の取り組みや人気力士には、企業や団体が懸賞をかけることが出来ます。

かけるといっても、広告料ということで、ギャンブルということではありません。


仕切りの間に、呼出さんが企業名を書いた長方形の幕?旗?(懸賞幕といいます。)をもって回ります。
何度も回ると、歓声がわいたりしますね。

場内では、懸賞をかけたスポンサー名が呼ばれていますが、NHKの放送では聴けません。

さて、
勝った力士が総取りするわけですが、

ずばり!勝った力士の手取りは?

3万円!!

横綱ともなると、50本なんて事もあるので計算すると・・・・・・。



実は、
懸賞は1本6万円なんです。

そのうち、5000円が相撲協会の取り分。
さらに、2万5000円が納税充当金、つまり税金。

これらが天引きされているのです。


懸賞金のもらい方



行司さんが軍配の上にてんこ盛りになった封筒をのせて差し出してくれますが、
その時、力士はなにやら、妙な手の動きをさせてからもらっていきます。

かつては、無造作に取っていったそうですが、
見場が悪いということで、

右手で、みっつ手刀を切ってから受け取るのが現在では普通になったそうです。

但し、特に決まった作法というのは無く、

「心」という文字を手刀で書くとして、左中央右の順の力士や
左右中央順の力士が、いるようです。

左利きでも、右手で手刀を切るのは暗黙のルールのようです。

大相撲チケットの種類


チケット買う前の基礎知識として、席の種類を紹介しておきます。

劇場などでは、A席、S席などがおなじみですが、
大相撲では、

基本的に、以下の3つに分かれています。

「タマリ席」「マス席」「イス席」


「タマリ席」とは、別名「砂かぶり」と呼ばれる席。
もっとも土俵の近くで見たい時は、この席です。
相撲中継で、一番良く映る席ですね。
日本相撲協会の切符売場窓口でのみ購入可能です。

観戦中の飲食も楽しみの一つですが、この席での飲食は禁止されています。

「マス席」36,800円(税込み)~とは、柵で仕切られた4人用(基本は4人。その他も若干あるようです。)の空間。直座り。いわゆる桟敷席。
家族や、友人たちと観戦を楽しむのならこれ。土俵からの距離に応じてABCに分かれます。

「イス席」3,600円(税込み)~とは、その名のとおり椅子に腰掛けて観戦できる席です。
ほとんどが、2階以上に位置します。土俵からの距離に応じてABCに分かれます。


いづれも子供料金はなく、4歳以上はチケットが必要となります。
又、特別限定チケットや15日間通して観戦できるチケットという物もあります。
さらに、
ボックス席というマス席とイス席をミックスした席もあります。



大相撲チケットの買い方


大相撲のチケット購入先は大きく分けて3つあります。

1つは日本相撲協会。
2つ目は相撲案内所。
3つ目は「チケットぴあ」などのチケットサービス。


それぞれの購入先により、買える席やサービスに違いがあるので注意が必要となります。



1、日本相撲協会

切符売場窓口の場合

会場の入り口に設けられた窓口です。

ここでしか手に入らないチケットがあります。
(タマリ席やイス自由席通し券)
当日券もあります。
ちなみに、決済方法は現金かJCBカードのみ。

初日のチケットの購入には整理券が必要になり注意が必要です。


オンライン販売の場合

24時間いつでも申し込み可能。ただし、購入できるのはイス席A、B、Cのみ。
決済方法は代金引換のみで現金のみ。
配送手数料として840円(沖縄・離島は2000円)。




2、相撲案内所

かつては、「お茶屋」と呼ばれていました。
チケットや飲食、お土産の手配をしてくれる至れり尽くせりのところ。
「出方さん」という方が、観戦中お世話をしてくれるのが最大の特徴。
席までの案内だけではなく、追加注文も聞いてくれる。まさにセレブ気分?! 。


チケットは別購入というシステムなので、案内所で購入しなくてもよい。
ただし、上記サービスを受けるためには、「お土産セット」を購入することになる。

このセットには、松・竹・梅 そして横綱という4種類があります。


ちなみに横綱セットの内容は、
[お食事]幕の内弁当(上)、焼鳥(小)、袋物、菓子、みつ豆、甘栗(小)
[お飲物]缶ビール(1缶 350ml)、お茶(1本)
[お土産]陶器、菓子または煎餅、パンフレット


案内所で扱うチケットは主にマス席とボックス席で、電話かインターネットから予約できます。
決済方法は、現地で現金払いか、郵送の時はクレジットカードか代引きとなっています。


案内所のみで購入できるチケットが、ボックス席です。
マス席Cの後ろにあり、ボックスの中に4脚の椅子とテーブルがあります。




3、チケットサービス


以下のチケットサービスで購入可能です。
本場所だけでなく、巡業のチケットもOK。


チケットぴあ
http://www.pia.co.jp/

e+(イープラス)
http://eplus.jp/sys/main.jsp

ローソンチケット「Loppi」
http://l-tike.com/

CNプレイガイド
http://www.cnplayguide.com/